コレクション: カーボン(carbon)


インソール素材という壁

BMZでは、足の裏を支えるインソールにおいて、内側の「土踏まず」を支えることが常識とされてきた発想とは反対の外側にある「立方骨」を支えることで、体のバランスを整え、足本来の働きに不可欠である指先の可動を可能にするCuboid balance理論や世界でも特許取得に成功したCCLP理論、そして「趾球」を支えることで、足の指に地面を掴む動作を行わせやすくし運動効果を高めるアシトレ理論など他にはない視点でインソールと向き合ってきました。

Tepexを素材として選んだ理由

究極の素材は何か?これまでも、様々な素材で試行錯誤しながら製品開発を行なってきました。

強度と柔軟性のバランスや使用頻度とともに落ちる性能の改善に苦闘してきましたが、あるカーボンファイバ ーとの出会いで全てが一変。 それは、カーボンファイバーの中でも強度と柔軟性を兼ね備えたウェットカーボン(Carbon Fiber Reinforced Thermo plastics)を使用したドイツのボンドラミネーツ社製の連続繊維熱可塑材料 Tepex(テペックス)※でした。

Tepexは、カーボンの性能を十分に発揮できない粉末で固めたものではなく、動かしやすく、立体的なパーツの成型に向いている綾織と呼ばれる技法で折り込み作り上げられ た繊維であり、BMZが求めてきた、骨の動きや形状にフィットし、3つの性能(衝撃吸収、安定性、運動性)を発揮できる経年劣化しにくい優れた復元力がある最高のカーボンファイバーです。

連続繊維熱可塑材料 Tepex(テペックス)
「テペックス」は、カーボン繊維やガラス繊維に熱可塑性樹脂を完全含浸させた軽量かつ高強度の先端複合材料です。欧米では自動車の構造部品として、フロントエンド、シートシェルなどに使用されるほか、スマートフォンやスポーツ用品などの量産品にも採用されています。

職人による手作り

最高の技術と素材があっても、最後の仕上げが正確でなければ最高のパフォーマンスは発揮できません。

BMZが提供するカーボンインソールは、⻑年培われた足の裏を軸に体全体を支える非常に繊細な製品であり、どんなに手間がかかっても最後の組み立て工程に関しては、品質管理の観点から、群馬県みなかみ町猿ヶ京にある工場で熟練の技術を持つ職人が一つひとつ丁寧に組み立てています。

これはBMZが創業当時から品質にこだわり続けた証であり、安心をお届けするためのお客様への約束です。

世界と戦うアスリートの活躍

BMZの理論と技術は正しかったのか?そしてカーボンファイバーにこだわる必要性があったのか?

その疑問には、これまで多くのサポートしてきたアスリートが実証してくれました。

国内外の様々な競技や大会でメダルを獲得する活躍がBMZの原動力の一つであり、これからも更なる飛躍のサポートを通じて新たな技術と製品の開発につなげていきます。