インソールで足から健康な体を作るBMZ

横須賀衛生隊第2衛生科 第2衛生科長 有井1尉様よりご依頼いただき、

「教育隊における行軍等の行事の際の疲労および事故(靴ズレ、まめ、捻挫、関節痛)についての対策の検討」として
インソールテストを実施いたしました。

◇テスト目的
毎年600名弱の中で、1割～2割程度(60名～120名)の隊員が行軍後に横病受診(を希望)する事態となる。
これにより、横病(※1)の特定診療科のみが急激に忙しくなるだけでなく、横教(※2)としても学生の通院で教育所要のうえでの
不利益を生じることとなる。したがって、この状況への予防策として、自衛隊半長靴専用BMZインソールならびに他インソールの
有用性があるか検討を行う。
※1 自衛隊横須賀病院
※2 海上自衛隊横須賀教育隊

◇テスト方法
教育隊で実施する行軍に向けて、隊員への貸与物品である600足の半長靴に次の １～４ を振り分けて挿入し、行軍終了後の
受診状況とアンケートにより比較試験を実施する。(各60名程度を想定する。)
１．自衛隊半長靴専用BMZインソール
２．スポーツ用インソール
３．健康用衝撃吸収インソール
４．何もなし

◇インソール挿入日
2011年5月9日(月)

今回は、自衛隊半長靴専用BMZインソールをご使用いただく隊員(58名)の皆様の半長靴へ、「コンプリート ジエイタイ」をフィッティングさせていただきました。また、教官ならびに部隊長の皆様の短靴、パンプス、半長靴などにもフィッティングさせていただきました。