インソールで足から健康な体を作るBMZ

現地から竹内智香選手のレポートです。

皆様へ
お世話になっております。竹内です。
今日、カナダ、ケベックで行われたワールドカップのご報告です。

予選１本目片側7位。
２本目８位で決勝進出。
決勝で敗退２位。

今回はケベックに入ってからも調子の良い状態を保つことができていました。
またコースが緩斜面→急斜面→緩斜面、そしてスケートリンクのようなアイスバーン。とても良いコンディションでのレースとなりました。
予選の２本は内容の悪い滑りでした。頭では攻めたいと思っているのに身体が全くついてこないような感覚は初めての経験でした。

私の良さはメンタルで滑りをすぐに修正できることです。
ドイツのワールドカップの時と同様に予選から決勝の始まるまでの間、とにかく良いイメージをし続けて決勝を迎えました。
決勝では滑りはほぼ完璧に修正できたこと。雪上で修正するのではなく、休みながら頭の中で滑りを修正できることは非常に成長したことだと思います。
また今回の２位は決勝で0.05秒で敗退しましたが非常に内容がよく、価値の高い結果だと思っています。

今まで予選１本目から10本目までコンスタントに滑りをまとめることができていませんでした。準決勝からは失敗が多く、メンタルが左右している部分が大きくありました。
勝ちたいという思いから焦りが生まれ失敗ということが多くありました。
今回は勇気を持って、後ろに冷静にとどまることを考えました。
１本のコースを滑るなかで苦手な箇所が必ずあります。
今まではリスクを背負って滑っていましたが、今回は１ゲート、２ゲートを安全に滑っても他のゲートで必ず稼ぎ勝てるということ。
サイドバイサイドになったときこそ、勇気をもって冷静に滑ることを学びました。
またずっと勝つ事ができなかったランキング１位のドリスと競り合って勝った１勝は非常に嬉しかったです。

今回の１戦はさらに優勝を近くに感じられるレースでした。
明日、アメリカに移動し26日の次のワールドカップに出場します。
引き続き良いレースをしたいと思います。
これからも応援宜しくお願い致します。
そしていつも温かいサポートをありがとうございます。
竹内智香

（竹内選手の今期ワールドカップ２位入賞は既報の１月７日（GS）、８日（SL）に続き、３度目）