浮き指対策に立方骨を支えるインソールを使う。

みなさん、浮き指ってご存知でしょうか?

浮き指とは

立位や歩行時に足指が地面についていない状態のことを言います。

実は日本人の約7割がこの浮き指状態になっているのです。歩行はかかとから着地してつま先で蹴って次の足に移行します。実際に意識してみてください。最後に蹴る場所がつま先ではなく、指の付け根になっていませんか?自覚症状がないうちに浮き指になっているので認知度が低いのです。

原因

現代の靴はつま先を浮かした形状になっていて、あおり運動を利用してスムーズな歩行をサポートしているものが多くなっております。昔に比べ室内遊びの普及により裸足で歩く回数が減っています。これらが足指を使う回数を減らす要因となり、足指の筋力が衰えることで浮き指になっていきます。

放置するとどうなる?

立つ、歩く時に足指の掴む力が全身の骨格、筋肉、歩行バランスを支えます。

しかし浮き指状態になると、かかと重心になり、バランスよく身体を支えられず、膝や腰などに負担をかけトラブルの原因にもなっていきます。もしかしたら今まで悩んでいた腰痛は浮き指が原因かもしれませんね。

自分でできる浮き指チェック

  • 足の親指は自ら指を反らせると90度以上に反っている方は可能性が高いです
  • 珪藻土マットがあれば、軽く濡らした足を載せ、指が5本すべて接地していない
  • 珪藻土マットがなければ、まっすぐ立って足指を掴むように曲げると付け根に骨が浮きでない

 

回避のためのアドバイス

1、5本指ソックスを履く

2、つま先に余裕のある靴を履く

3、足指のトレーニング

  • タオルギャザリング:床に置いたタオルを、足指でつまんで引き寄せる
  • 足指じゃんけん:足指を使ってグー、チョキ、パーを出す練習

4、足のマッサージ

手の指を足の甲から裏にかけて足指の間に入れ、手の指を握りましょう。

※毎日5回ずつ。運動後やお風呂後がベストです!

5、立方骨を支えるインソールを常に使用

立方骨を支えることで足のアーチが支えられ、足指が自由に動きやすくなります。

日本人の多くが浮き指と言われていますが、なんと子供が約5割、成人で約7割、高齢者は約8割の方が浮き指と結果が出ています。

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