インソールで足から健康な体を作るBMZ

前回に引き続き、弊社 取締役社長 髙橋が 野村證券株式会社様より発行されている「野村ヘルスケアノート」へ寄稿いたしましたレポートをお送りいたします。

第2回目は下記をお届けいたします。
３．そもそも足とは？
４．足裏アーチと足指の役割

Healthcare note（公共・公益法人レポート・シリーズ）より

『足指着地で健康な体に変えていく』
～機能性シューズでパラダイムシフトを起こす～

3. そもそも足とは

　「立つ」、「歩く」、「走る」、「飛ぶ」、足の機能が人間の行動を支配していることは言うまでもありません。
　足の活動を支えるため、足裏の3つのアーチが立体的に組み合わさり、足指の動きをコントロールして体を支えています。

【図表3】

4. 足裏アーチと足指の役割

① 歩くことで起こる衝撃を和らげる 「クッション機能」
　　正常なアーチと足指は、60％以上の衝撃を吸収し、足首、膝、股関節、脊椎の順番で地面からの衝撃をほぼ吸収することができます。
② 歩く・走るとき、必ず片足で全体重を支える 「支持機能」
　　正常なアーチと機能的に動く指は、強いばねとして強力に体を支えます。
③ 推進力として指で地面をつかむ 「推進力機能」
　　正常なアーチによる足関節の底屈と指の屈曲により、地面反力を最大限利用することができます。
④ 第2 の心臓を働かせる 「血流ポンプ機能」
　　足から脚への運動連鎖（正常なアーチと機能的な指の動き）により、下腿三頭筋の筋力を鍛えることで、「第2 の心臓」と呼ばれる機能ふくらはぎ筋肉で血流ポンプの働きを推進することができます。

【図表４】

⑤ 下腿筋肉への 「発達作用機能」
　　足の正常なアーチと、機能的に正しく足指を使うことにより、下腿及び足底の筋肉の成長、発達を促進することができます。

　その場で素足連続ジャンプをして着地してみると、足・脚の正しい衝撃吸収メカニズムが理解できます。

　100％の人が必ず、足指から着地して、足のアーチ、足関節、膝関節、股関節の順番で衝撃を吸収して脊椎や脳（神経系に）に有害なストレスをかけないように無意識に足及び体全体を使います学習ではなく本能であり、例外は誰一人としていないはずです。
　

　嘘だと思う方は、ジャンプしてかかとから着地してみてください。全ての関節がロックして、想像を超える有害な衝撃が足のかかとから一番遠い脳にまで達する苦い発見をすることができるでしょう。

【図表5】

次回は足の機能についてと髙橋の経験のレポートとなります。

現在、新型コロナウイルスの影響で何かと不便の多い今日ですが、この状況が一日も早く解消され、平穏な日々が戻りますようお祈り申し上げます。

次回もぜひご一読ください。

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